2011年9月25日

災害をのり超えられる力

にわかに秋めいてきました。秋晴れは心地よいですね。

最近、自宅を引越し、天神橋6丁目付近に住んでいます。
いつもの車生活をはなれ、電車と徒歩と自転車生活をすると、いままでと違った物がみえて来ます。
車がやはり、便利だとは思いますが、電車を待つ時の時間や、人間を観察できる面白さ、も魅力です。
なにより、沢山の人にまみれるのに慣れてきました。

以前は、梅田を歩くと1時間で疲れがきていましたが、最近はもうちょっと持ちます。


 

私は今年で40歳になりますが、年々健康に、強くなっているのを感じます。とても嬉しくありがたく、日々皆様に感謝しています。
もちろんいつもアロママッサージをしてくださっている、小川香苗先生、針の小谷先生、ヨサのお姉さん、カーブスのお姉さん、そして、毎日の生きがいで私の一部になっている、りゅうじんの関係者、スタッフの皆様、本当にありがとうございます。

昔は、よくもどしたり、風邪をひきやすかったり、喘息がでたりしていました。ストレスにも気がつかず、身体と精神を酷使しすぎていました。
ストレス自体が心の弱さからくるもので、「自分は成功する。」のだからそんな物には負けていられないと、気がつかないよう、蓋をしめてきました。

自分では真っ黒で卵の中に閉じ込められた、ヒヨコだったと思っています。
頑張って頑張って、殻を割ったら、気負わず自然体でいられる自分に出会いました。

新しい自分は、自然体で勉強をつづけられます。この勉強が楽しくてしかたありません。
なぜなら生まれたばかりだからです。

できたら、毎日が新しく、新鮮である事をみなさんにわかって欲しいです。

見るものすべてが、素晴らしく、食べるものすべてが、嬉しい、仕事が新鮮で、お掃除やゴミ集め、ウンコだし、までやりがいがあり、楽しいのです。

自然に笑顔になり幸せを噛み締める。そうすると小さな事は気にならなくなります。

人はつらい目にあって始めて今が素晴しい事を知るといいますが、そのつらい目にあった時の自分の精神状態、身体機能が大切です。
日頃全く努力しなかったらやはり、それが来た時に、太刀打ちできません。
災害が怖くて、食べ物や水、災害グッズをそろえることもよいですが、自分の身体の力の底上げと、精神力の底上げが必要だと感じています。

毎日、毎日、特に仕事を通して勉強を続ける事です。頑張りましょう。

2011年9月19日

介護保険についての豆知識

私たちはいつも皆様(介護を必要とする)のご自宅に伺い看護をしています。




介護保険制度はベッドを借りることができたり、ヘルパーさんに訪問に来てもらえたり、デイサービス(日中お預かり)ショートステイ(お泊りお預かり)




療養型病床群(介護型)特別養護老人ホーム、老人保健施設、グループホーム


も介護保険により入所できるようになりました。




私が18歳ごろに訪問看護に行ったときには、ベッドや車いすも実費で購入されていました。もちろん介護は家族がつきっきりで介護出来なければ、病院の療養型病床群に預けるしかなかったのです。


訪問看護は何をしていたかというと、注射を一本打っていただけでした。




そのころから比べると、介護保険ができて、大変進歩しています。しかし高齢化がすすみ、これからの超高齢社会の中、私だけではなく、国の財政を心配されている方も多いでしょう。




出来れば、元気なお年寄りが増えるのがとても良いことですが、年を取ると身体がうまくいかないことが多くなるので、それを理解する人たちをたくさん育てる必要も感じています。




一度、病気になったからそれで終わりでなく、無理な治療や検査を避けて、自分が楽に暮らせることも大切です。




歳をとると、不調が出てくるものなので、あわてて治療すれば治るとは、考えにくいと感じています。その症状は今起こったものですが、ずっと育ててきているのは、自分自身なのです。誰かが、治してくれるものでもなく、治らないかもしれません。しかし、生きていくことには、その病気は一ページでしかないのです。




自分の個性、と病気をとらえ、介護する人もこだわらず、なるべく生きていく全体を見ていくことが大切だと思います。




そして、必要な事は介護保険に頼り、上手に使う、です。もちろん、介護保険も主にならないことも、おわかりでしょう。








2011年9月18日

介護とストレス



自律神経の話をしてきましたが、介護をしている、ご家族がご病気をしてしまう、ことに出合います。


もちろん、ご主人が高齢であれば奥さまも高齢であることが多いです。


夜眠れなかったり、初めてのことを多量におぼえなければならなかったり、ご主人の体調を心配し続けたり、


なぜ自分がこんなめに会うのか?こうなったのは何とか先生が誤診をしたから・・・・。お父さんがこんなことにならなければもっと幸せだったのに、


とマイナス感ばかりもつ介護者の方もいらっしゃいます。これが要注意です。自身が高齢になり、これまでと違う不調が出てくる、さらに体力を使う介護をし、さらにマイナス思考が、自分自身の精神を追い詰めます。精神を追い詰めると身体も貪られます。


声に出せれば、まだましですが、声に出しすぎると、自分自身の潜在意識に働きかけ、言い聞かせてそのマイナススパイラルから逃れられなくなります。


何が一番良いのか、というと、人間はいつかは死んでいくもの、今主人の幸せは何なのか?私自身も幸せに暮らさないと、主人も喜んではくれないだろう。必要なことだけを、無理なくやっていこう。

なるようにしかならない、あきらめないけど、こだわらない。と負いもせず、自然に考えることです。


介護を続けていくと介護のプロフェショナルになっていきます。介護のプロフェショナルは生き方のプロフエッショナルです。

介護も神様が与えてくれた、宿題であると思って、できることをコツコツとやっていくのが良いかと思います。


わたくしもできるのなら精一杯お手伝いしたいと、思います。(^^)

2011年9月7日

ストレスと自律神経




自律神経について説明してきましたが、自律神経を安定させると、生活も安定します。

方法についてはお伝えしましたが、きっとなかなか訓練を続ける事は出来ないのではないでしょうか?


そして訓練をしていくこともきっかけがなければ難しいですね


ほかに自律神経を安定させる方法がないものか、っと思われる方もあるでしょう。



自律神経を安定させるには副交感神経を上手に働かせることです。そのためにはリラックスを定期的にしていき、これまでたまってきた、ストレスを削っていくことです。

ストレスというわかるようでわからない謎の存在には、ストレスを感じる人も、感じない人も被害を受けます。

感じる人はコントロールさえできれば上手に暮らせます。しかし感じない人は、ストレスの存在に目を向け自分に聞いてみる、を続けないと様々な、症状や病気を引き起こす原因になります。


ストレスと全部まとめてしましましたが、生きていること自体がストレスになることがあります。空気、水、食事、建物、季節、人間関係、災害、仕事、すべてがストレスに関係します。

空気は大気の汚染や排気ガス、田舎なら農薬、私にとってはたばこの煙もあります。水はカルキや化学薬品など。食事は食品添加物、建物に塗料や接着材など。季節は寒さ、熱さ、季節が変わっていくだけでも、ストレスになります。人間関係にストレスを持つ人も多数います。災害は被害にあった本人はもちろん、想像するだけでも、ストレスになります。

ストレスと一言で言っていますが、その人にとってさまざまなものです。昔から何不自由なく暮らしてきている現代人はちょっとしたことでストレスを受けてしまうようです。

私としては、多少ショック療法も必要ではないかと思っています。無理のないストレスを与え続けて、乗り越えていく、そんな感じです。人間努力すればたいがいのことは、乗り越えられます。しかし一度に、一気に計画もなく、多量のストレスを受けてしまうと、精神や身体が破壊されるように、病気になってしまうようです。さらにストレス回避しすぎても、病気を引き起こしてしまうので要注意です。

結論から言いますと、無理しすげても、怠けすぎても、病気の種にはなる!ということです。
できれば自分いとってのストレスとリラクゼーションを考え、ストレスを受けたなら、同じくらいのリラクゼーションを受けることをお勧めします。

自律神経を病んでしまっていたなら、自律神経を安定させるまでは、なるべくリラクゼーションを主体にしていただきたいと思います。そして治療と思い、自律神経訓練法を毎日やってください。

2011年9月4日

自律神経訓練法の仕方





まずご自分がリラックスして落ち着ける場所を見つけます。

できれば、定期的に続ける事をお勧めします。

自律神経失調症でない方も、自律神経を鍛えたほうが、体調が整います。

仕方(しかた)

*仰向けになってやる場合:両手を広げて大の字になります。手のひらは上に向け、肩の力が入らないように注意します。

*椅子に座ってやる場合:両手を膝の上にのせ、肩の力を抜き、足は肩幅に広げます。

1、まぶたを閉じます。(音楽があれば音楽を流します。)

2、呼吸に意識を向け大きく呼吸を続けます。(吐く息を長く、深呼吸をします。)

3、「だんだん右手があたたかくくなる。」「だんだん右手があたたかくなる。」手に意識をして手の先に血液が流れ、温かくなってくるのを感じてください。利き手の方から順番に温かくなるのを感じましょう。

4、「だんだん右足が温かくなる」「だんだん右足が温かくなる」足に意識を集中し足に血液が流れ、温かくなるのを感じます。右足、左足順番に温かくしていきます。

5、身体全体が温かくなり、顔のあたりには、さわやかな風が流れるのを感じます。

6、今度は右手から順番にだんだん重くなっていきます。「右手がだんだん重くなる、右手がだんだん重くなる」右手→左手→右足→左足→体幹 の順にだんだん重くなっていきます。

7、身体が温かく、地上にしっかりついているのを感じながら、気持ち良いなあを味わいましょう。

最初はできにくいしれませんが、練習すれば大丈夫です。

自律神経は動と静を併せ持ちます。静をコントロールできれば、動もうまく動きます。

よく眠れ、良く働ける、新しい自分を楽しみましょう。(^^)







自律神経訓練法の必要性





なんとなく体調が悪い、頑張りたいのに頑張れない、気分が沈む。眠りが浅い、のどが詰まったような感じが続く、ということを経験したことがありませんか。


普段、私はストレスを感じないし、前向きだし、病気にもなりにくいし、と思っている人ほど、気が付いたら、「自律神経失調症」という病になっている可能性があります。


これはほかの病気とも併発をするので、独立をしていたらわかりやすいのですが、併発していると隠れてしまうことがあります。


病気というのは、自分が病気だな、お医者さんが病気です。と感じなければ(言われなければ)自覚しないものです。


実際、気が付かない状態で仕事を続けている人もいます。仕事のストレスが増していき自分の身体をかえりみなければ、悪化してしまいます。反対に、ストレス度が下がることで、知らず知らずで良くなってしまう病気もあるわけです。

自律神経失調症という病は、これの代表かもしれません。


世間では、癌の早期発見やその他の病気も早期発見をすばらしいように言っていますが、発見できた時の生活習慣の見直しや、その病気がよくなるように、道しるべをしくことは、医療全体においても、でききっていないように感じます。


そこで、自分で病気を予防する方法を身につけて頂きたいと思っています。


その一つに「自律神経訓練法」というものがあります。

自律神経を訓練するには、静かにリラックスできる場所が大切です。


できれば定期的に一連の訓練をやり続けることが大切です。


やり方は次に紹介します。