2011年7月29日

訪問看護のお仕事

私たちは今日も患者様(利用者様)のおたくに訪問にいっています。

看護師と理学療法士と作業療法士がいます。


訪問看護は医療や介護業界においては、花形です。しかし、社会全体からみるとまだまだメジャーではありません。

介護については、家事の手伝いをしてくれる、お風呂に入れてくれる、身体を拭いてくれてる、おむつを換えてくれると、どんなことをしてるれるのか想像がつきます。

しかし、訪問看護やリハビリについては、それに関わったことのある方、以外は想像がつかないようです。

以前、駅前で、チラシを配ったことがあります。
「もう間に合っていいる」といわれる方に、「看護師がおたくに伺ってますか?」と聞くと、ヘルパーさんが来てるとのこと。

まだまだだなあ、と思い、頑張らねば!と思います。

看護師はヘルパーと同じことができますが、最低でも3年は専門的に勉強して、観察眼とカウンセリング能力があります。

よって、ヘルパーさんと比べば、その患者様の病状が落ち着く為のお手伝いができます。

説得力が違います。さらにリハビリテーションを効果的に使えるお手伝いもしています。

看護師の手当の力と家族さんの手当の力を引き出すご指導もしています。

ただすぐ目に見えるものではないので、良くなる自分を実感してもらえることが大事です。

理学療法士、作業療法士のリハビリは脳梗塞の後遺症や膝関節症、股関節脱臼、腰椎圧迫骨折など、脳外科、整形、小児科にわたりお手伝いしています。

理学療法士や作業療法士の中にも、カウンセリング力が高い方もいます。

精神ケアをしてあげることで、身体機能に加え精神の安定が得られ病気が良い方向に向かう方もあります。

私たちの目指す看護、リハビリはご本人の力、免疫力を最大限に引き出せるようなかかわりを続け、その方らしい生き方をしていただくことです。

より柔軟になり、勉強を続けていきます。

ご支援くださいませ。

2011年7月27日

訪問看護のお仕事(ターミナルケア)①

昨日の夜、去年の10月から在宅療養されていた、癌の末期の患者様が亡くなりました。

ご主人が最後をみとられいます。


中心静脈栄養を12時間しながら、バルンカテーテルの管理をし、バルンが何度も閉塞を繰り返すこともありました。当初は看護師が訪問し、膀胱洗浄をやっていましたが、何度も閉塞を繰り返すとのことで、膀胱洗浄もご主人に覚えてもらったりして、病院が引っ越しをしたような、在宅生活でした。

それも、ご主人が勉強をしてくださり、また訪問に行っていたスッタフがそれを支え、緊急時対応をし、全うできたものです。

本当に近くで支えてくださる方があって、奥さまは幸せだったと感じています。

人間はいつかは最後を迎えます。死んでしまったら、終わりでなく、次のステージに進むことができると考えられます。

ただ、単に生きてきただけでなく、神様は、一生懸命に生きた人にはスムーズな最後を迎える道をあたえてくださるかといつも思っています。

ご主人もまだまだ、しばらく大変でいらっしゃると思います。ご葬儀や片づけ、ご自分が向かう道など、

介護は体力も気力も使います。さらに、奥さまをなくされた悲しみも加わるので、悲しみも疲労につながる方もありますから、十分ご自愛していただきたいと、思います。

私たち訪問看護師もお二人の姿を見ながら、たくさんの勉強をさせて頂きました。

ありがとうございました。

わたくしはお電話でお話しさせてもらっただけなので、また、うちのリーダーがごあいさつさせていただきます。

2011年7月26日

訪問看護のお仕事(リラクマッサージの効能)③

私たちは様々な患者様(利用者様)のところに訪問し、お世話をしています。
天川村の川(ささやかな癒し)



りゅうじんには看護師、理学療法士、作業療法士、が多数おります。

堺の新金岡や大阪市の住吉区はわたくしも、訪問に行かせてもらうことがあります。

お年寄りはこれまで、いろんな経験をされ現在に至っています。

そして、もちろん私たちよりも人生の先輩です。

少し認知症があるから、高齢であまりよくわかってられないから、と軽く接するスタッフやヘルパーさんがおられます。

そしてそのスッタフやヘルパーさん自体がそうすることになれてしまっているので、指導する方や家族さん、ご本人においても、なんか違和感を持ちながら、接しっていくというこになります。


利用者様の中にも、問題のある方は稀にありますが、仕事でお付き合いさせてもらっている以上、満足感を持ってもらうことが、とても大切です。


りゅうじんでは就職するときに、アカデミーに参加してもらい、基本的なマナーやアロマセラピーの技術の習得と訪問看護でどんなことをするのか、専門的に勉強いただいています。

それでも、臨床でリラクマッサージをしていくまでには、まだまだ至らないので、リラクマッサージを習得するには、最初の説明と訓練、スタッフ同士のマッサージの練習のしあい、

まず病気でない自分の大事な人を、いかに癒すことができるか、自分の大事な人が病気にならないように予防できるか、そこがリラクマッサージをトレーニングの必須条件になります。

看護師は身体を看る、患者さんのために働くことはいといません。しかし自分を癒すことや、自分の大事な人のメンテナンスを続けることに、抵抗を感じたり、罪悪感を持ったりする人もいます。

自分が幸せで、自分が癒されていなかったら、きっと患者さん(利用者さん)も癒せないと思います。
そして、家族が病気になりにくいようにしていくのも、私たちの務めだと思います。

大変難しいですが、始められそうなことから、ぼつぼつとやっていきましょう。

安心して自分をまず癒してください。それから家族も癒してください。リラクマッサージを習得してください。

明日もさあやるぞ、絶対に勝つ!

2011年7月25日

訪問看護の仕事(リラクマッサージの効能)②

昨日に引き続き、訪問看護のお仕事についてお伝えしたく思います。

やはり私たちはたくさんのご病気の方と出会います。



病気とは長期間のストレス(生活習慣、食事、考え方、特にマイナス思考)が蓄積されたものと、考えられます。

難病と呼ばれる重い病であっても癌に余命が決まっていても、それ以外の重病であっても、ご本人自身がそれに気が付き、治療法を見つけ、生活習慣を改善し、プラス思考に転じていけば、薄皮をめくるような形で良い方向に転じます。

マッサージや音楽療法、笑いの療法、添加物の食事をとらない、自然食を好み、時間をかけても調理をしたものをとるようにする。身体を中から温める。などなど、負担のないものから良いものを取り入れ、それを好きになっていけるよう努力しています。


何より大切なことは、自分に家族に自分をとりまく人たちに感謝することが必要です。
自分のこだわりで、相手を決めつけたり、良く付き合ってくれる人に対して、疑って接したり、必要以上にお金をけちったり、することは病気を決して良くしません。

お金はエネルギーです。うまく使っていくことを、おすすめします。

コリや疲労は病気の始まりです。ストレスがコリに出ていることが考えられます。するとリンパも滞っていることが多いです。

コリをほぐし、リンパを流すことが身体のストレスを緩和していきます。少しずつ、少しずつ。
コリの強い方、自覚できないくらい、硬い人は定期的なメンテナンスが必要です。

良ければわたくしがお手伝いしますよ^^

では明日も、さあやるぞ、絶対に勝つ!

2011年7月24日

訪問看護師の仕事(リラクマッサージの効能)①

こんばんは、

私たちはいつも訪問看護で、病気の方たちに接しています。

たくさんの方が亡くなる事に接してきました。又、様々な病気の方をみてきました。
良くなられる人、良くならない人、私たちがお手伝いできる人、できない人、
感謝する人、恨みやつらみばかりをいう人、様々な方がおられます。

毎日看護師をしてきたわけではありませんが、25年の歳月と、自分がやなくてはならないという、状況が私を育ててきたと思います。

訪問看護にリハビリテーションとリラクマッサージを加えたことで、私たちの、手で患者様を癒せる、を実践できるようになりました。

そのやり方について、スッタフ皆が、謙虚に学び、患者様(利用者様)を自分たちの手で良くしていくお手伝いができれば、看護(理学療法)の質もますます向上すると思います。

看護は観察と異常の早期発見が主になります。

しかしそれは看護師であれば自然にできていますが、患者様にはなかなか通じにくいものです。

訪問看護の主な仕事である、入浴介助や清拭は、かなり慣れ親しまない(高齢で危険性が高くない)と、嫌がられる方も多いです。点滴や注射などの依頼もありますが、長期間ではありません。

この看護師(理学療法士)がきて、良くなってくる感じや安心な感じや、元気が出る感じがなければ、長期的に訪問看護を続けることも、ひょっとして難しいのかもしれないとさえ思います。

スッタフの方は自分ならば、お金を出して自分のサービスを受けたいか?どのくらいいなら適当かを考えて自分の技量を上げていってください。練習がとても大事です。まず今の自分の技量がどれくらいかをチェックしてもらうことも大事ですね。

私自身も自分の技術の向上を頑張ります。



まだまだですが、日本全体、社会全体を、見渡し、未来を見つめていきたいです。

りゅうじんをいつもご愛顧頂きありがとうございます。

りゅうじんアカデミー③

おはようございます。

ブログを一人で更新するようになって、4日目になります。

たまっている独り言を、無理なくお伝えしていきたいと思っています。

りゅうじんアカデミーは訪問看護師を育成したいのですが、医療、介護を一般の企業に学ぶ形で、世の中のお年寄りや、病気を持ったかたに、介護や看護、医療を進めていきたい、それが始まりの原点です。

私は、病院勤務(看護助手をしながら掃除をし、その後准看護師、そしてCCUを経験)を10年し、大和ハウス工業のエージェントの大和ビルド株式会社にフルコミの社員で入職しました。

そこで会社を経営するとは、どういうことかを一から学びました。

①成果を上げないと、収入が全く入らないこと、
②時間を使うことは、お金を使うこととと、等しいこと。
③人間性を上げれば、仕事には結びつくこと。
④人間性を上げても、取引先の良し悪しにより、仕事に結びつかないこと。

6年7年とこの厳しい仕事を続けてみて、これからの社会の移り変わりや、市場の求めているものを初めて考えられるようになりました。そして実態のないものに対して、慎重にかかわることの必要性も感じています。(当社の社員にはよく話していますが、)

だだ私のように現場のたたき上げで勉強していることが、少ないことも感じます。

だから、それを系統的に無理なく学んでいただくためのりゅうじんアカデミーです。

りゅうじんアカデミーでは5冊の教科書を準備しました。先生の独自の授業のレジュメを綴ったもの、アロマセラピーの技術や効能を綴ったもの、身体の仕組み(解剖・生理学)、写真入りの訪問看護、そして松下幸之助さんの人間として、社会人としての生き方の本です。

松下幸之助さんのすごさは、経営をシステム化して、組織で人を育てることに成功したことだと思います。たくさんの講習、本を通して、皆が勉強できる仕組みをつくりだした。そして、今もなおその本を読んだ私たちを育てています。

昨日のブログで介護や医療を経営されている方は介護や医療をしていない、という話をしましたが、松下幸之助さんをはじめ大企業を創業されたかたは、必ず現場(介護医療ならばケアをしに自宅に行く)で仕事をして、物をつくり、人を育て、お客様にもまれています。

それが原点で人の心を打ち、次世代の若者を育てていきます。

私は介護医療の、松下幸之助さんや稲森和夫さんを目指しています。

医療、介護においてはこの10年で様変わりするとは思いますが、人間の基本は変わりません。
今を大切にできることを一生懸命続けていく、

頑張りましょう。

2011年7月23日

りゅうじんアカデミー②

写真は「人に好かれるマナーの技術」の講義風景です。

看護師、医療従事者はマナーについて、熟知している方が少なく、評価はできても実践ができないのが正直な所です。

臨床(在宅)で出会うマナーの欠落には、私も驚きます。

1、声をかけずに、利用者様(お客様)持っているものを取り上げてしまったり、
2、挨拶をせずに、いなくなったり
3、寝ている利用者様を声をかけずに、またいでしまったり、ということも見かけました。

この方たちは悪気があってしているわけではないのですが、マナーが身に付く機会がなかった為にそうなっているのでしょう。

まず自分がマナーを守ることができているか、第三者の視点でチェックする必要があります。

ただ、人間は少しの注意には耳を傾けられても、たくさんの注意は耳に逆らうようです。だから、正しいことを頭に入れてから、やってみて、チェックしてもらうのが大切だと思います。

アカデミーでは90分を2時間、マナーに費やしています。

素直に謙虚に説得力のある先生の授業に集中いだだければ、あなたも素敵な女性(男性)の仲間入りをします。

りゅうじんアカデミーをごひいきにお願いいたします。

2011年7月22日

りゅうじんアカデミー①

りゅうじんアカデミーは看護師をはじめ、医療、介護に従事している方たちに、安心して、楽しく、愉快に仕事を続けて行くために、必要なことを教えていきます。

第三章では訪問看護ステーションを経営するノウハウを盛り込んでいきますが、経営をするにはいろんな能力を必要とします。

お客様に満足いただける能力、お客様を集める営業能力、一つのことをコツコツと続けていく能力、そして最も難しいといわれているのが、社員の人たちに続けていってもらう能力、リーダーシップです。

今介護や医療を経営する方たちは、十分にそれをクリアできる方がすくないかもしれません。看護ができない、介護ができない、治療ができない、そんな方も、経営しているからです。

ゆえに現場と経営陣にはかなりの温度差が生じます。


今、看護師や理学療法士、介護の職員、の方の中で我こそはと思われる、そういう方を育て、支援していきたいと考えています。

2011年7月21日

りゅうじんアカデミー開講しました。(6月吉日)

お陰様で、りゅうじんアカデミーが開講いたしました。今回で2回目となります。

外部からの受講生にも来ていただき、こじんまりながらも、目がキラキラと光る受講生の方に多数参加いだだき本当うれしく思います。

訪問看護師を育成していきたいとともに、看護に介護に携わる方たちが、楽しく、自分らしく看護を楽しんで行っていただきたいと、心から願っています。