2013年12月29日

認知症①

認知症といっても、いろんな症状のでかたがあります。

高齢になれば、脳の萎縮や衰えで、物忘れが増えたり、怒りっぽくなったり、泣き虫になったり、頑固さが増したりしますよね。

このひどいバージョンが認知症でしょう。

特別におこるのではなく、誰でも、その生活、環境を過ごすとおこるかもしれません。

一番には、恥ずかしいとか、ちゃんとしないと、大変!!と家族や本人が思わないようにすること、だと思います。

もちろん沢山のマイナス感や自己否定は症状を悪化させます。

大きな心をもって、生きているだけで幸せだから、動けるだけで幸せだから、どんとかまえて、心配しないように努力していくのが、良いと思います。

良く利用者のご家族、特に娘さんやお嫁さんが、「このまま、一人でおいとけない、」とか「みんなに受け入れられなくてどうしたらいいか」とか言われます。

私たち訪問看護師は、まず、ご家族がどうして、そう思うのか、聞いて、ご本人と擦り合わせてみます。

ご本人の気になる事や大事にしたいこと、生きていくために必要なところはちょっと違う所にあったり、すごく近くにあるけど、ゴール地点のイメージが出来ていなかったりします。

当たり前なのですが、家族(特に娘さん)が今からやりたいことやなりたい自分像と、歳を取られた方の自分像とは違ってあたりまえです。

子供さんたちは自分の視点でなく、お父さんやお母さんの視点で医療や生活をみてあげると、うまくいきます。

看護師はそのカウンセリングが出来る様に頑張ってください。

よろしくお願いします。^_^